書物蔵

古本オモシロガリズム

オタどんと間宮と

大東亜ト学の接点:間宮不二雄

最近、原稿やらレジュメやらに逐はれ、すっかりツマラヌぶろぐとなりはてた拙ブログに対し。
毎日絶好調なるオタどんブログ(・o・;)
あたかもよし。
大東亜トンデモ学と大東亜図書館学の接点となる人物を見つけてきた(×o×)
それも、なんと、かの、
間宮不二雄ぢゃ!(゚∀゚ )アヒャ

間宮不二雄と高嶋辰彦の国防研究室
http://d.hatena.ne.jp/jyunku/20100405/p1

間宮といへば図書館業界の(戦後は)大立者。
あわててオタどんの指摘せる『間宮不二雄の印象』をば見る。
高島辰彦の書きぶりからいって、間宮が研究室まはりの営業に行ったのに出会ったのだらうか。
ただ、高島の証言を信じれば、昭和22、3年ごろに「二十年振り」で会ったというから、高島が参謀本部を離れてからは会っていないのではないかと思はれる。でも、高島の仲介で間宮に会ったという人が別にいるから(中根正雄:中根式速記関係者)、それなりに人脈になっていたのかも。
さういへば大戦末期の『図書館研究』に、軍人による分類研究を紹介したものがあったっけ。
そもそも間宮不二雄については、図書館人として例外的に文献が多いわりには研究がないというのが意外な盲点なのである。

間宮の特技はオタどんの特技

ところでその間宮だが、オタどんと共通の特技があった。それは…
人名を憶えるのが得意なこと。

間宮氏と話しておると人の名がよくとび出して来る。時には全く知らない人の名がまるでお互いの共通な知人であるかの様に話されて面喰う事がある。これと云うのもの同氏には一度会った人の名は直ぐ憶えて、忘れられない特別な才能に恵まれておるのではないかと思う。

と、戸沢信義が回想している。
ん?(・ω・。)
まるでオタどんのような。
日記読みの生ける人名索引オタどんぢゃ(σ・∀・)σ

ん?(・ω・。) これってゴロウタン?

ところで、その戸沢がさらにつづけてオモシロいことを言ってをる。

元来図書館人の中には偏執孤立の人が多く、偶々刺を通じるとまるで旧知の如く扱われ、忽ち好きにつけ悪しきにつけ斯界の人達に紹介せらる。若い人の中にはその知遇に感激して長くその恩を忘れないと云ふ。

ちとわかりづらいが読解してみると。

もともと図書館事業に熱心な人には、ヘンクツな人が多い。だから孤立しがちなのに、たまたま間宮に連絡をとると、まるで間宮にとって旧知の人のように図書館業界の要人たちに紹介される。若い人はそれに感激して間宮シンパになるという。
ただし、人に紹介される、つまり館界にデビューするのは好い事も悪いことも将来する。

こんなところかしら。
んで。
これってそのまンま、ゴロウタンにあてはまるよねぇ(・∀・)
1935年7月24日に岡山市で…