書物蔵

古本オモシロガリズム

トップ屋の話

むかーし、徒弟奉公をしたことがあった。その時の親方は裏稼業?で文筆業していて、作家さんがたともつきあいがあったらしかった。
何の話でだったか、親方が「それはねぇ、トップ屋と言ったんだよ」と。
わちきの記憶では、梶山, 季之 (1930-1975)‖カジヤマ,トシユキとくっついているから、『せどり男爵数奇譚』の話でもしたのであったかなぁ(*゜-゜)
・雑誌記者入門 / 猪野健治. -- 日本ジャーナリスト専門学院出版部, 1981.1. -- (ジャーナリスト双書)
トイレに置いてあったこれをパラパラしてみたら、トップ屋について書いてあった。

「トップ屋」の名づけ親は、『週刊朝日』編集長だった扇谷正造といわれ、週刊誌のトップ記事の書き手という意味である。その後、文藝春秋の田川博一が「ルポ・ライター」なる和製英語を考え出した。ともに作家や評論家の範ちゅうには入らない、フリーランスのジャーナリストをさしている。(p.174-175)

トップ屋プロというのもあったという。昭和33ー35年に設立されているという。
草柳大蔵グループ
三田一夫グループ
青柳淳郎グループ
梶山季之グループ
北川衛グループ
伊藤一グループ