書物蔵

古本オモシロガリズム

大本営発表!:下鴨神社にて

出町柳駅から進出を予定しあるも、手違い(書物奉行の思い違い)により異なる方面に進出してしまふ。あわてて、転進するも遅刻。
そのせいかどうか、100円コーナーでは全く拾えず。
昼めし抜きにて、あの広大な会場を2回も廻るも、さしてめぼしき戦果なし。
ブログには「大本営発表! 書物蔵は南太平洋ニューギニア方面に於いて、赫々たる戦果を収めたり!」と書いておこうと思ひつく(^-^;)
以前から相性のよい「梁山泊(大阪・京都)」にて、つぎを拾ったのがめぼしいところであった。
Bibliographischer Katalog ausgewahlter japanischer Zeitschriften / Deutsches Forschungsinstitut , 1942. -- 京都 : 獨逸文化研究所, 1942.11. -- 408 p. ; 22 cm. -- 別タイトル: 日本雑誌要目
梁山泊1000円 
当時出ていた国内雑誌の総合リスト。それも独文併記。
これは拾いもの。というのも、最近のわちきは帝国図書館が雑誌の納本図書館としては機能していなかったことをうかつにも最近知り*1、戦前の雑誌関係のレファレンスブックを総覧したいと思っているので。
京都にあった研究所が出したというのもオモシロだし、なにより、すべての雑誌の「ヨミ」が(結果として)振られているのが、これまた現在でも使えるレファレンス・ツールだったりして。
そのほかは、貢物になりそうな複本などを拾ったのみ。

*1:だって、図書館情報学のどの教科書にもそんなことは書いてなかったよ、ってか、学なるものがウカツすぎ。せっかく「学」というタテマエなのだから、「事業」ではか書けない「真実」とかいうもの、この場合では「○○といわれているが、実態は××の部分で、そうではない、という記述を書いておいてくれないと。