書物蔵

古本オモシロガリズム

図書館は本をどう選らんでいるのでせう(・∀・)?

めずらしく新刊書の図書館本を読んだよ。
図書館は本をどう選ぶか / 安井一徳著. -- 勁草書房, 2006. -- (図書館の現場 ; 5)
目次はここにあり。
米国図書館界の選書論の歴史を追い,日本の歴史も付随して紹介したあとで,米国にもない特殊日本的な選書論である絶対的要求論の構造を「選書ツアー論争」を足がかりに読み解くというもの。
いったい本を選んでいいのは司書様か利用者様か?(・∀・)
わちきはこれ,一般人にも面白いと思ったよ
じつはこれ,ネット上に元になった論文があるんだけど,やっぱ読み通すことができなかったのだわさ。
単行本になると,一気に読み通せるね。
まだまだ人文・社会系の場合,単行本の役割は残ってると実感した次第。
あるていどまとまった思考を脳みそに注入するには,やっぱり図書,単行書でないと無理みたい(´・ω・`)
また新たな図書館論争が捕獲できたので,「日本図書館論争史」に足しとこっと(^-^*)