書物蔵

古本オモシロガリズム

2005-02-15から1日間の記事一覧

 伊勢崎市の不思議な古本屋で

市庁舎裏にあった書肆いいだやに寄る。ここからネットで買ったもんの代金がまだだったんで直接払う。我ながらヘンテコ。むこうもとまどってた。県をまたいで代金だけ払いにくる客なんてそういないよ(笑)。 広い店で新刊と古書が同居。不思議。新刊は超通俗…

 方法論

方法論論争ってのは,三好が「若手は(開発ずみの)方法論を使え」といったのに対して,谷沢が,「文学研究に決まった方法論なんてない」と反論したということ(とりあえずこの文献によれば,だけど)。 社会調査なんかと違って研究対象が文学だから,谷沢の…

 谷沢永一の文庫本

つぎの図書館本は… Bookoffで拾いました。 読書の悦楽 / 谷沢永一. -- PHP研究所, 1998.11. -- (PHP文庫) 「読書人の悦楽」の再編集 第二章「蒐書学序説」の初出が,マイナーな図書館雑誌なのでございます(失礼!)。『大阪府立中之島図書館紀要』(12) 19…

 前橋で

土浦へ行こうと思ったら,どーゆーわけか前橋につきやした。いろいろ古本屋を廻ったのですが,結局,そこらでは少しだけ。 カルボニエ『床屋医者パレ』(福武文庫)1991 藤川正信・訳 300円 山猫館書房 カバーの訳者紹介で,もと哲学畑だったことはわかっ…