書物蔵

古本オモシロガリズム

文部省史料館(1949-)は、「犬丸秀雄氏の肝煎りで」

グーグルスカラー犬丸秀雄で検索したら、こがいなものがΣ(゚◇゚;) 

 1947年(昭和22)、同省人文科学研究課長犬丸秀雄氏の肝煎りで、小野武夫(元法政大学教授、農村史)、渋沢敬三(〔略〕)、辻善之助(東京帝国大学名誉教授、仏教史)、渡辺世祐(元東京帝国大学史料編纂官)の各氏は、史料保存の方法を協議、亡失の危機にある史料の国費購入が実現し、昭和24年には文部省史料館が開設されます。しかしながら、全国には未だ無数の民間史料が、戦後の社会変動の状況のなか散在の危機に瀕しており、それら民間史料の保存問題は喫緊の課題として残りました。
・川波洋一「館長あいさつ」九州大学附属図書館付設記録資料館ニューズレター. 10, pp. 1-, 2016-03. 九州大学附属図書館付設記録資料館

じつは犬丸秀雄さん、戦後も資料がらみでいいことしとんのね。