書物蔵

古本オモシロガリズム

本の整理をば


ん、こんな本が出てきた…
ってか、先日買ったんだった。
地図の整理法 / 江崎正, 北山忠雄共著. -- 江崎正 : 北山忠雄, 1957
めずらし(・o・;)
1970年代に貸出一色になる前の公共図書館界は、米国流図書館学の影響をモロに受け、レファレンスや特殊資料の整理法などの議論がさかんであった。
江崎正は当時姫路工業大学附属図書館の目録分類担当。1922か1923年生まれ。奉天造兵所の教育機関が最終学歴。北山忠雄も同じ大学に勤めていた人らしい。
1、2冊しかない地図図書館学の単行本のうちの一冊。まぁそんなすごいことは書いてないんだけど(^-^;)

帝国図書館本に落丁あるらん(σ・∀・)

こんなのも出てきた(^-^;)
「納本に就いて(組合記事)」『図書月報』5(6) p.103-104 (1907.3)
2部納本するにあたって、「其の一部は帝国図書館に廻付せられ以て汎く公衆の閲覧に供するが故に不完全なる粗悪本を納付するときは」後世にマイナスの宣伝をするようなものだとある。実際にそのような本、落丁や口絵がないようなものが納本されることがあったらしい。「不幸我が組合は此の事実を否認すること能はざるを遺憾とす」そうな。
してみれば、帝国図書館本をば継承せる国会の蔵本にさやうな本も散見されるるにちがひない。

顔の見える×××

「顔の見える×××」と書き付けたナプキンが出てきた

最近の人は知らないけどねー
あれ。ヒ×さん?(7年ぶりでも)