書物蔵

古本オモシロガリズム

五行山荘雑録

昭和12年の限定本書誌に、佐々木ききょうが(勝手に)増補したつぎの書誌に

  • 五行山荘限定版書目細見 / 佐々木桔梗 著 プレス・ビブリオマーヌ 1979

もとの昭和12年版の著者、大竹健二つについての記述があり、それをまとめると次のようになる。
大竹健二(1916-1943)

大竹太郎(阪大前身?)┬大竹利一(兄)
 │        └大竹健二
山口?────────山口某(神戸大)

どうやら、父親はこの人っぽい。

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説
大竹太郎 おおたけ-たろう
1881−1929 明治-昭和時代前期の電気工学者。
明治14年4月14日生まれ。名古屋電力の技師となり,明治41年欧米に留学。44年九州帝大教授。退官して川北電気企業社の工場長をつとめ,大正13年京都帝大教授。昭和4年5月14日死去。49歳。東京出身。京都帝大卒。

おにーさんはこの人かしら(。´・ω・)?

大竹 利一. 他. マグネシウム・ヨウ化メチレン試薬とスチレンオキシドとの反応(ノート). 日本化学会誌 : 化学と工業化学 / 日本化学会 編.. 1974(4) 1974.04. 804〜806 ISSN 0369-4577

さういふ健二くんハ、誰でせう(σ^〜^)

田山花袋蒲原有明への贈呈本ヴェルレーヌ詩集をくれたの件で〕ある時のこと、まそ書房気付で私宛に一通の封書が送られてきた。差出人は名を忘れたが、当時播州垂水に住み、古本の紙上販売を営んでゐた人であった。p.132