書物蔵

古本オモシロガリズム

たった15分で泣かされちゃう図書館?アニメ

oba氏のブクマ経由でみて、ブクマにも書いたけど。
http://b.hatena.ne.jp/entry/white-screen.jp/?p=13839
リンク先からアカデミー賞にノミネートされたという短編アニメ「The Fantastic Flying Books of Mr. Morris Lessmore」がつぎのサイトから直接みられる。
http://white-screen.jp/?p=13839
まあ前半はちとベタだけど、後半はなかなか泣かせるよ。
15分で泣かせるのはなかなかムズかしいよ。
しかし、こーいったアニメが出てくるのは本の物神性もさりながら、米国における図書館というものの根強さを感じるなぁ。
一説に、なにもない荒野に街ができて最初に出来るのが教会。んで、次にできるのが図書館だったとか。
まあアニメの作中では、本だらけの建物が、新刊書店なのか古書店なのか図書館なのか、概念規定はされとらんのだけどね。
ただ、あの建物の雰囲気は、図書館に見えるなぁ。
伝統社会から完全に切り離されて、ゼロから社会を作っていった米国。デフォルト近代しかない社会には図書館的なものが必要なのでしょう。もちろん作中での読書行為は、リファーでなく小説のリーディングなんだけどね。って、にゃに言ってるかワカランってか( ^ - ^ ; )