書物蔵

古本オモシロガリズム

某所で図書館史の講義を聞く

雨の中、わざわざ某所まで出張り、大きすぎる図書館史の講義を聴く。
うーん(´〜`;) 聴衆にはチト高度だったかすら(´∀` ) フツーに「GHQが」と言はれて「あゝ、第一生命ビルにマ元帥がいて天皇のかはりをしていた、アレね(σ・∀・)」とすぐ思い出すぐらいでないと、ワケワカランかったかも。戦後は遠くなりにけり。
で、聞きながら思ったのは、ひとことでそこは変な存在であるということ。
おバカな図書館本などでは、かくあるのでかくあるべきなのだ、ぐらいのスタンスで書かれているわけであるが、時間的に、空間的にスケールを大きくしてみれば、そんなことは全然なくて、純粋に変なことがわかる。
もちろんその変さはGHQの国会課のせい。おなじGHQでもCIEはまあ、まとも、とゆーか日本的なフツーさのうへに政策を考えていたわけで。
で、そのヘンさは2つに集約できるやうに思った。
ひとつは偉すぎること。これはまさにGHQのせい。これからいろんなことが(乱脈事件とか)が派生した。
もうひとつはインテリ業界の左翼性が特殊な形で顕現したこと。これはGHQのせいではなく、んーと、なんのせいなんだろう…(-∀-;) もちろんモリシン氏あたりがキーマンである。
と、個別具体性に満ちた講義を聴きながら、説明モデルを考えてみたことであった。