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古本オモシロガリズム

【ネタ?】図書館原理主義(主義者)とは?【マジ?】

コピライト氏が著作権課長に言われたという「図書館原理主義(者)」(正確には文化庁若手職員がそう言っていたと聞いた由)。GCWタンは用法の間違いではないかという。オモシロがって考えてみたo(^-^)o

3つのげんてん主義⇒原理主義

ヘンテコな図書館用語*1を載せる『図書館用語辞典』の旧版には、さすがに載っていないよう。んじゃ、原理主義ってナンダロ? とあわてて「ニッコク」を引くも、そもそも立項されてない言葉だった(・o・;) イスラム原理主義ならあり。しょうがないのでウィキペディアに頼ると、連辞符原理主義(○○原理主義)の考察に役立ちそうなことが書いてあった。それは…

井上順孝國學院大學教授は、原理主義を以下の3つの特徴を持って説明している[1]。
原点主義:その宗教が誕生した初期の状態への回帰を意図する。ただし、その「初期の状態」とは歴史的事実とは関係なく、原理主義者が思い描いた物であることに注意。
原典主義:宗教の創始者の言葉及び、それらがまとめられた経典に対し忠実であろうとする。これも、前者と同様にその解釈は原理主義者による。
減点主義:現在の教団もしくは社会のありようが、宗教の創始当時と比べて堕落していると見る態度。これらの秩序を回復しようとするあまり、過激な社会行動に走りやすい。(wikipediaより)

なるへそ(゚∀゚ )
どうやら、ありがたがるものの種類ではなくて、ありがたがり方が上記3つの「げんてん主義」にはまると、それが原理主義といえそうだ。

じゃあ、図書館原理主義って

連辞符に「図書館」とつくからには、それは図書館にまつわる原理主義ということで基本的にはよろしかろ、ということになる。
だから、それこそ原理的には、図書館がらみのことではどんな物事にせよ、上記「げんてん主義」があてはまれば、それは図書館原理主義の一種ということにはなろう。そーゆー意味でコピライト氏は、図書館の利害を一般人より優先するようなイメージはあっても、原理主義の色合いは薄いのではなかろうか。
若手事務官はむしろ、単に「図書館中心主義者」だ、といいたかっただけなのでは(それがあたってるかどうかはここでは不問に付すが)。GCWたんの斟酌があたっていよう。
それはともかく…

図書館原理主義者としてのわちきo(^-^)o

話をもどすと、図書館界原理主義的な態度ってあるかしらん、と考えてみる…
たとえばサ。このわちきが…

読書会が誕生した初期の状態への回帰しる!!!`・ω・´)o もちろん「初期の状態」とはわちきが認定したデフォぢゃ!!!(原点主義)
邦造タンの言葉及び『読書会指導要綱』はたふとい!!! そのたふとさはわちきこそが正しく解釈できるっち!!! 図書奉行タンもGCWタンもクチださんといてちょ!!!(原典主義)
現在の図書館界のありようは、昭和天皇が神サマの時代と比べ堕落してるっち!!! あゝ邦造タンありせば!!!(減点主義)

こんな風に考えた(=信じた)とすれば、そりゃあわちきは立派な「読書会原理主義者」であり、「図書館原理主義」の一種であるわけだ(・∀・)
なんとまあ、「わがホトケ、たふとし」状態であることよ(-∀-;)

図書館学徒よ、お気をつけ召されい

でもサ。
復古主義的で…
・バイブルを持ち出したがり…
・現状をやたらとなげく…
あゝ! 心あたりあるじゃないすか(゚∀゚ )
さすがGCWたんですの。
ってこれ以上は言えない(^-^;)
もちろんのこと、貸出がイカンといってるわけじゃなくて、なんにせよ、「げんてん主義」に陥ったならば、それは、近代自由主義、ひいては、近代公共図書館的なものではなくなる、とゆーことなのだ(*´д`)ノ

*1:単館主義があってビックリしたです。