書物蔵

古本オモシロガリズム

圭角の毛利宮彦

毛利宮彦の業績は、ひとつにはレファレンス業務の紹介があるわけだが、もうひとつはこんな雑誌、というか講座ものをやったこともあるわけで。
図書館学講座 / 図書館事業研究会. -- 1 (昭3)-12 (昭6). -- 東京
わちきも数冊のみ(おそらく小梛精以知旧蔵のもの)をもっているが。
これの発刊の辞と終刊の辞を読んでみた。
新聞業界から図書館界へ復帰してみたら停滞してたんで、またやらねばと思ったとか書いてあるんだけど、そのなかに、これまで血のにじむような思いをしたとか、館界の重鎮に「講座」の企画を相談したら冷笑されたが、終わってみたらその重鎮の首が飛んでいた(から溜飲が下がったらしい)とか、にゃんだかすごい(・o・;)
昭和3年から6年のあいだに館長を辞任させられた人で毛利の周辺にいた人ってだれだろ?
にしても毛利は有能すぎて…