書物蔵

古本オモシロガリズム

メモ 手を離しても閉じない並製本

「手を離しても閉じない「並製本」」『新文化』(2007.7.5)p.10
渋谷文泉閣(長野市)が開発した技術で、背固めにつかう接着剤にホットメルトでなく、「ポリウレタン・リアクティブ(PUR)」を使い、ホットメルトよりも薄めに塗布したうえ、表紙との間に筒状の紙(クータ:割り箸袋もどき)をかませることで、造本構造上、糸かがり綴じ上製本に近似させるというもの。
なるへそ。