書物蔵

古本オモシロガリズム

浅草寺婦人図書室とは? 古い無名の組織の来歴を知るには

はほへほさんが婦人図書室ネタで来訪(^-^*) そこでちょっと調べてみた。
はほへほさんが古書会館でみかけhttp://d.hatena.ne.jp/hahoheho/20060203#1138979096(わちきもみかけ)、今また、金沢文圃閣の古書目録『としふりた……』(7)に姿をあらわした「浅草寺婦人図書室」。
手がかりははほへほさんの記事にある「浅草寺福祉会館」にあるとみた。
こーゆー、あまり知られていなくって、なおかつ、古めの組織をしらべる場合、わちきはNDL-OPACを使うことにしている。
キーワードをNDL-OPACの、タイトル、著者・編者、出版社、件名のどれもにブチ込み、項目間を「OR条件で結ぶ」にして、さらに洋図書、和雑誌新聞などにもチェックを入れて検索。

和図書 1−1(1件)
1. 浅草寺社会事業史の研究. -- 浅草寺福祉会館, 2000.8
和雑誌新聞 1−2(2件)
1. Thanks / 浅草寺福祉会館. -- 浅草寺福祉会館, [199-]-
所蔵 2(1994年秋)〜5(1995年初夏)
2. 浅草寺福祉会館年報 / 浅草寺福祉会館. -- 浅草寺福祉会館, [1962]-
所蔵 18号(1989)〜

するとこんな感じで出る(ちなみに、Webcatplusの連想検索では出ません。もともと大学図書館の収集対象でないからみたい)。
そして「日本の古本屋」で再検索し、手ごろな値段であったらゲットする、という流れ(^-^*)
残念(´・ω・`) いまは古本屋にないみたい…
手元の古書目録によれば、1950年代後半の図書が出品されとるから、『年報』じゃなくて『事業史』のほうをみないと載っていないかも(もちろん、のっていないかも)。
はほへほさんは、坂戸, 公顕 (1897-) ‖サカト,キミアキ の関係ではないかともおっしゃっているから、そっちから調べるのも吉でせう。