書物蔵

古本オモシロガリズム

「日本的」図書館論争

【発見】図書館の「日本性」論争!とアジって「かきかけ」にしちまってたやつ。
どんな図書館運営が日本的なのか、についての議論。
ちょくせつの論争は、つぎの2人によって対米戦争の前におこなわれていた。
増田七郎「「日本的」図書館について」『図書館雑誌』35(1)(1941.1)
・木寺相模「図書館の「日本的」ということ」『書物展望』11(4)(1941.4)
木寺さがみ、ってのは、わちきの憶測だけど、木寺清一ではなかろうか?(゚〜゚ )

増田七郎については、なんとネットに没年情報が。

東京帝国大学図書館司書増田七郎氏は十二月二十九日逝去された。享年三十九。(『国語と国文学』第二一巻二号)
http://sakuin.g.hatena.ne.jp/keywordword/%E5%A2%97%E7%94%B0%E4%B8%83%E9%83%8E

いま、日本近代文学館の所蔵雑誌検索から年代を再確定すると、「21巻2号 1944/02/ 昭和19年2月 」となる。