書物蔵

古本オモシロガリズム

 フリーダム展で図書館本すこし

おっとり刀で古書会館へ
誰もいない…
「フリーダムとはそも何ぞや」というチラシが風にふかれてました。さすがに3日目ともなると誰もいませんねー 会館ではおしあいへしあいばかりしてるので,こんな状況ははじめてです〜
ということでじっくり見れました。すると… 台のしたに図書館本はっけーん!
図書館の街・浦安 / 竹内紀吉. -- 未来社, 1985.6 300円
竹内, 紀吉 (1940-) ‖タケウチ,ノリヨシさんは,業界トップランナーの浦安市立の初代館長さん。
ちょっと前までよくみた本なんだけど,最近はあまり見かけなくなってたんで拾ったす。それにたしかこの方この前なくなったのでは。
献辞に

草野正名先生と
浦安市立図書館の人たちに

とある。

1940年東京に生まれる。中央大学文学部卒業。国立図書館短期大学特別養成科程[ママ課程?]修了。千葉県立中央図書館を経て,1985年3月まで,浦安市立図書館長。

なんだって。でも巻頭に,浦安市立の館長職が一度,破談になりかけた時にこう思ったとある。

私は夜間高校出という自分の履歴のことを思った。おまけに夜間で入った大学までに相当のブランクもある。昼間に転部して卒業後,国立図書館短大別科に進んだものの,県立図書館へ就職したのは三〇歳直前だ。どこで何をしていたのだろうという疑問は抱かれて不思議のない履歴である

なるへそ,この人,「別科」の人なのね。このベッカ,ちゅうのは実は意外や重要なんだけど… そのうち書くもんの伏線にしときやしょう(おわり