書物蔵

古本オモシロガリズム

 一箱古本市

行ってきますた 一冊も買いませんでしたが(^-^:)
ほんとは欲しいものがあったんだけど,ちょっと高かった… 残念。 横順のSF古典集英社文庫)3冊揃 があったんですが,5000円でした。1巻だけはもってるからなー 重複をおしてまで買う値段でなかった。3000円だったら買ったでしょう。
もうひとつは,大曲駒村(オオマガリ・クソン)の「東京灰燼記」(中公文庫)。これも1000円だったので… なやみつつもパス。けど,読むべき部分があることは立ち読みで判った。収穫なり〜 古本屋は開架図書館だすっ!
この一箱古本市古書店だけでなく,新刊書店や主に喫茶店など12店が店頭に数箱の古本をおくというもの。で,スタンプラリー形式で全部まわる企画になっている。
めんどくさ…,などと思いつつ,ハンコ押す係の人の「ハンコ押しますよ〜」の愛想のよさにつられて,結局,なしくずしてきに参加してしまった…
結果として,数時間かけて根津〜谷中〜西日暮里〜千駄木を歩くことに
でも面白かったよ。下町風情にあふれてなつかしい気分になれる街。不忍池通りはたまに通ることあるけど,それから一本奥に入ったところがオモシロイことがわかった。久しぶりに街歩きを堪能しただす〜
やたらに喫茶店が多い街であることも判ったし,インテリ?が実は棲んでいるということも判った。新刊書店の出入り口のほうに岩波文庫ちくま学芸文庫が大量にならんでいる新刊書店がつぶれないで続いているんだからエライもんだ。
スタンプラリーでもなけりゃ,裏の路地なんか歩かんからね。
でもひとつ,とっても場所がわかりづらいお店があって困ったよ。結局,2度行ってわかったけど。マンションの2Fだったんだわさ。看板を1Fに出すべきだと思った
で,12個スタンプもらって,もらった景品はマッチ。古雑誌をオシャレに貼り付けたもの。12個目を押してもらったとき,係りの人は,ぜんぶ押してもらった人をみるのはじめてだと言ってたけど… うん,結構タイヘンだと思うぞ。いったいどれだけの人がゴールインしたことやら(マッチあまりまくってた…)
でも,スランプラリー踏破がじつは結構タイヘンだったことは別にして,イベントとしては成功してたと思うぞ