書物蔵

古本オモシロガリズム

古本屋本と江戸しぐさ本を買う

高円寺で古本を変えず、ええぃいとくやし、とて思はず買ふた新刊書二冊。

古本屋になろう!

古本屋になろう!

古本を買へなかったので、新刊書店で古本屋本を買ふてみたといふわけ(^-^;)
だれかがネットで、平成の志多三郎だといふてをったが、まさしく。
街の古本屋入門―売るとき、買うときの必読書 (光文社文庫)

街の古本屋入門―売るとき、買うときの必読書 (光文社文庫)

かつて古本屋にならうとしたとき、熱心に読んだもんですハイ(*´д`)ノ 日本で古本屋にならうとした時、この澄田著が定番とならん。また、平成期の日本古本屋――ん?(・ω・。) こんな熟語はないか――を研究しやうとしたら、まづはここで仕分けられている古本屋のタイプ論を参照することにならん。
あと1冊買ったのは、これ。いやさ著者の原田実氏は、もと偽書偽史ビリーバーにて。
それが転びパーデレとなりて、破デウスよろしく偽書偽史研究に邁進とか(。・_・。)ノ

わけのわかった大人が、その胡散臭さを承知したうえで「江戸しぐさ」を学ぶのは自由である。私たちには、ヨタ話をヨタ話として楽しむ権利も許されているからだ。
しかし、文部科学省という国の機関が、ヨタ話を事実としておしつけるのはどうだろうか。同書はじめにp.5より

というのが原田氏の基本スタンス。