書物蔵

古本オモシロガリズム

五反田で古本の本

さいきん、古本が欲しいなーと思ったら、たちどころに集まるようになってコワイ…
昨日も、三茶書房についての本があるなーとネットで知ったんだけど、ちょうど売り切れになってた。ま、しょうがないかなと思ってたら、今日、五反田で買えました。
伊吹ふみ子著『古本屋日記・老残随想』
経営者の随筆は最近おおいけど、雇われた人の古本屋日記ってーのは意外とめずらしいぞ。
といっても書いた人は80歳のひとらしいけど。業界ずれしてなくていいです。三茶の三宿店は80年代後半から90年代前半にかけて数回いったことあるけど、ほとんど買いませんでした。そのころは文学史に興味ぜんぜんなかったもんで。
五反田ではあと、買わなかったけど、昭和30年の一誠堂の在庫目録を立ち読み。最初の一ページまるまる図書館本で、あれもほしい、これも欲しいと、よだれが…(笑)
さすがに明治の「図書館管理法」は載ってなかったきがするけど、今沢慈海訳の「図書館建築」とか、わたしが探してるアレとか、むぞうさに並んでました。ほ、ほすぃ〜
意外だったのは、いちばん高値が、大佐三四五(オオサ・ミヨゴ)の洋書目録法だったこと。やっぱり時代ですかね〜。学問というのが、洋書を輸入して読むってことと同義だった時代。
この調子だと、図書館建築や図書館管理法とか、めぐりあえるかもしれない。それには…
そう、また古書会館です!(またかい!)