書物蔵

古本オモシロガリズム

奔る! お上品なイルムス館で

今日は西武の即売会。10時に西武の地下入口にいくと,なにやら古書マニヤらしきが数人。メモをチェックしたりしてる…
こっからイルムス館までどーいけばいいかなぁ?そもそも何階だったっけ?なんて考えてたら…
チャイムと同時にその人たちはしりだしました。Me too(笑)。なぜって,ついてきゃあ最短距離で確実にいけるでしょ(笑)。
でもみんなエスカレータんとこでオバサンに行く手を阻まれてしまったんで,オバサンの入ってきた(らしい)1Fから飛び込むのがイイらしい。勉強になる〜(笑)
紀田順一郎氏の『古書街を歩く』でしたっけ,デパート展でおじさん達が奔るさまが描写されてたのは。てっきり70年代でそんなの終わりかと思ってたら,平成の御代でもすたれちゃいまへんがな。
黒っぽい出品してたのは,かわほり堂とキュウセイ(漢字はむすいんで入力せず),どちらも靖国通り北の新しい店。そういえば去年,ここでかわほり堂の出品した
明治の理想 / 紀田順一郎. -- 三一書房, 1965. -- (三一新書)
を掘り出したんだっけ。なんてことない本ではあるけど,新書版がほしくて14年目にして買えたのでした。今年は,
落書日本史 / 紀田順一郎. -- 旺文社, 1986.11. -- (旺文社文庫)  525円 @ワンダー
を買えました。よかったよかった。最近はこういった文庫・新書にきちきちキッチリと値段をつける(千円とか2千円とか!)ネット古書店が増えてきたから。即売会のたのしみは,こういった,中二階的な本をやすく買えるところなのだ。アット・ワンダーは一番九段下寄りの大型店。この本,もう1冊あったよ。