書物蔵

古本オモシロガリズム

紙面

面名の成立原理と、その起源:はじめに軟派と硬派があった

3ページ目にない「社会面」の社会記事がいまだに「三面記事」と呼ばれたり、もはら欄には収まらず面をあふれて地上波テレビ面、衛星テレビ面、ラジオ面などと3ページ分にもなってんのに「ラテ欄」などという呼び名があることからわかるように、実は、新聞の…

明治の新聞紙面の構成→3面は「雑」だった

当時の新聞は、一枚の紙を二つ折りにした四ページ建てが普通であった。一面には社説や政治向きの記事など、二面には官庁筋の情報、経済記事など、そして三面には市井のできごとや犯罪記事、花柳界の情報、役者や力士のうわさ話などが掲載されるのが一般的な…