書物蔵

古本オモシロガリズム

2014-05-20から1日間の記事一覧

宮里立士(1966-2014)氏死去す

宮里立士(みやざと たつし、1966 - 2014)氏が今年の3月、死去していたのだと『表現者』編集後記にあったのだいう。びっくり(@_@;) まだお若いのに… って、わちき、別に沖縄思想――ん?(・ω・。) こんな熟語あるんか?――にキョーミがあるんぢゃあ、なくて、近…

アナ雑誌→ガリ ボル雑誌→活版?

プロ詩人だった伊藤シンキチが1995年に――長生きだなぁ――出版史的にオモシロい回想をしている。 伊藤信吉「手造り詩誌「学校」:ガリ版文字・謄写版印刷の思い出」『日本古書通信』60(1)(786)p5〜7(1995.1) 当時のアナキズム系詩雑誌はしばしばトウシャ版印刷…

没年調査について

くうざんさんの指摘がおもしろい。 はずかしい人というとこ。 http://kotobakai.seesaa.net/article/8255787.html

図書カードを使はぬ人→時勢遅れ!不幸な人!!!

皆の衆! カードを使ふたことはあるかな?! カードを使はぬ人は、時代遅れで、不幸な人なのぢゃあ⌒Y⌒Y⌒ ヾ( ´∀`)ノ ♪♪♪ ▲図書カード 読書家に図書カードの必要なことは云ふまでもない。本誌の社説にもある通り、図書カードを使はぬ人は時勢遅れの不幸な人…

昭和3年に目白にあった古本屋

日本詩人クラブに属し、松坂屋に勤めていた内藤健治という人が、やはり詩人の新島栄治が困窮して目白で始めた古本屋(昭和3年から7年)のことについて書いている。 内藤健治「初期プロレタリア詩人新島栄治の古本屋のこと」 『日本古書通信』48(6)(647)(1983…

読書論の系譜の柱がわかったΣ(゜∀゜;) 

読売読書会の読書之友、読書世界の復刻の解題を読んでたら、木村武雄が編集者でなくなって趣味性が弱まり修養性が高まって、文学投稿誌としてもふるわず潰れたと書いてあった。 なるへそ。 近代初頭からの読書論の系譜を、趣味性と修養性のせめぎあいで記述…