書物蔵

古本オモシロガリズム

2005-03-02から1日間の記事一覧

古本業界の分析的記述は

けど古本業界の構造的な説明とか分析的な説明ってあんまない。紀田順一郎さんのは,おもしろくするためか叙述的だし。けど,このまえ買った本の最後に分析的な記述があってなるほどと 神保町の蟲 / 池谷伊佐夫. -- 東京書籍, 2004.11 メインは各店の細密イラ…

2種類の収集家

株式の購入に機関投資家と個人投資家があるように,古本の購入にも機関収集家と個人収集家があるとおもいます。 機関収集家は,大学に請求書をまわせる人(大学教員)。 個人収集家は,身銭を切る人(非常勤講師や院生 日曜研究家 愛書家) そう考えれば早川…

 なぜ高い?:古本の2つの相場

このまえ,古い図書館実務書を掘り出して(早川で5千〜1万を300円で)ちょっと考えた。なんでこんなことが起きるのかなー,って。 愛読してるブログに,古書現世の二代目さんの日記があって,そこに「交換会(市)の相場が本当の相場」と書いてあった。…

なぜ図書館本をあつめるのか

最初のきっかけは,図書館学一般に対する興味ですかね さいしょの学問で方法論をまったく教わらずに苦労したんで,方法論の一般学があるんだ!と素直にオドロイタんすね でも,他の学問をやったひとからみると,やっぱりいろいろヘンなんす そのヘンさには,…