書物蔵

古本オモシロガリズム

あたいはね、コロシ屋のお信というんだよ


何も拾えず(´・ω・`)
ふと手に取った

  • 性犯罪 : 歪められた社会の断層 / 成智 英雄著 潮文社 1966

にゲラゲラ笑い、拾う。200円。

建前としての出版意図と、実態としての受容のありかたと:犯罪もの

カバーのフラップに出版社が「これは警世の書である」とあるが、これ、結果としては通俗読み物、場合によってはエロ小説として受容されていたようにしか読めないねぇ(・∀・`;)
装丁がチョー地味なのは、これはワザトだね(*^-')b
ズベ公が性的に逸脱したり、グレン隊やら不良やらに悪さをされるといふ話。もちろん、「 」つきのセリフいり。

「そういうズベはどこのヒヨコなんだい」
「ヒヨコで悪かったわねぇ。あたいはね、コロシ屋のお信というんだよ」
「日暮れに出勤する女グレン隊」p.144-

かういったオモシロな本をせどらねばウソなのでせうとて、拾う。一読したら払いださん。