書物蔵

古本オモシロガリズム

明治期法律書、警察行政書の出版社についての調べがあるみたい

オモシロいサイトみつけちった(^-^;)

広島大学法学部 旧・吉原研究室
http://home.hiroshima-u.ac.jp/tatyoshi/

どうやら、吉原達也という人の研究ノート的なものであるらしい。

http://researchmap.jp/read0016906/
この人のHPの「法制史学者著作目録選」というところに、法律や警察行政がらみの近代始めの出版社・者調べがあがっていて、参考になる。

内務省警視局御用御書物師須原鉄二とは誰ぞ

とかね
いろいろな文献が参照されてて、勉強になるなぁo(^-^)o

  • 須原屋の百年. -- 浦和 : 須原屋 , 1976.11. -- 165p : 図版[32]p ; 21cm. -- (BA36127834) ; http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA36127834 これは国会図書館にないね。
  • 書肆・須原屋茂兵衛 : 江戸期最大の出版業者の盛衰 / 登芳久著. -- さいたま : 雄文社出版企画室 , 2004.9. -- 75p : 挿図 ; 21cm. -- タイトルは表紙による ; 参考: 出雲寺家系図: 巻末. -- ISBN 4896931017 ; (BA73176169) ; http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA73176169
  • 葉多野太兵衛 編. 追悼録. 清水書店, 昭和3. 140p ;
  • 『全国出版業者調』( 警保局図書課 昭和 10 年) これ、どこにもない? 復刻の一部なのかなぁ。。。こがいなレアなものは所蔵先も注記してほしいところ。

りっぱな出版史研究である(σ・∀・)σ
この吉原先生のいいところは、使えるものはなんでも使い、それを正直に書いてをるところである。
ヤフオク、日本の古本屋、はてはヤフオクの過去情報たるオークファンまで。
使っているのに、商用サイトだからとて、だまってるやうなとこもあるからなぁ。。。(*'へ'*)
わちきが思うに日本の古本屋の過去情報も、注記の部分をちゃんと保存したら、学者がもっと使ふやうになるはずなのだけれど、さういふ要望は誰もださんの(=゚ω゚=)
ここ二、三ち、出版史研究やる人がすくないの〜 こんなにオモシロく汎用性が高いのに、さみちい(´・ω・`) と思ふてをったところなので、かやうな人々が実はおられると知り、ちと元気づけられますの(σ・∀・)

2014.7.20追記

のち、吉原先生のお兄さんの書き物と知る。