『新文化』(3000) （2013.9.26）が3000号特集を組んでいる。ギョーカイのお歴々が祝辞を寄せているが、歴史について具体的に書いていたのは唯一、古屋文明（日本出版取次協会会長）という人だけであった（p.6）。
初代、丸島誠が新文化通信社を作ったのは1950年だったこと。その前身に1930年に出版通信社があり、週刊「出版通信」を出していたこと。1943年に日本出版会が東京の業界紙廃刊を決定したため、後身の「出版同盟新聞」も廃刊したこと。戦後、「新文化」を1950.12に創刊したこと。2代目、丸島日出夫が1977年に報道内容を出版業界だけに特化させたこと。その結果、「業界唯一の専門紙」となったこと。
