書物蔵

古本オモシロガリズム

『出版文化人物事典』にオモシロ人物(つづき)

とりあえず【な】行まででオモシロげな人物をピックアップしてみた。

足助素一(叢文閣) 荒木伊兵衛(5代目・荒木書店・古書店) 
飯田淳次(鶉屋書店・古書店) 今井田勲文化出版局) 
今里広記(九州書院) 岩瀬順三(KKベストセラーズ) 
岩本和三郎(双雅房) 岩谷満(岩谷書店) 上野録夫(東京地形社) 
江副浩正リクルート) 大草実(矢の倉書店) 大迫忍(ゼンリン) 
大迫正富(善隣出版) 亀山巌豆本) 川合仁(学芸通信社) 
木佐木勝中央公論) 木島力也現代評論社) 北村治久日本著作権協議会) 
日下伊兵衛(ワラジヤ) 神代種亮(校正家) 小林又七(川流堂) 
佐伯郁郎(内務官僚) 酒井宇吉(初代・一誠堂・古書店) 
坂本篤(有光書房) 佐々木桔梗(ビブリオマーヌ) 
佐佐木茂索文芸春秋新社) 島田貞二全音楽譜出版社) 鈴木庫三(情報官) 
関根康喜(関根書店) 瀬戸川猛資(トパーズプレス) 高楠順次郎大蔵出版) 
橘高広(警視庁) 田村治芳(なないろ文庫ふしぎ堂) 
田村義也岩波書店装丁家) 都崎友雄(東京都読書普及商業組合) 
徳間康快徳間書店) 戸田城聖(大道書房) 鳥羽茂(ボン書店) 
内記稔夫現代マンガ図書館) 長井勝一(ガロ) 

などなど。

こうしてみると、意外と、出版流通でも小売(書店・古書店)、貸本屋でもオモシロげな人物が拾われていたり、豆本など小出版でもそれは然り、楽譜とか地図とか兵書とかの人物もあるやうだ。地図出版が穴だとは思ってをったんよ。ワラジヤなんて、関西では有名だったはずなのに、ネット見ても、ほとんど記事でてこないしねぇ。出版行政といふか検閲がらみも少しあるのが意外。たちばな・たかひろ、なんて、これは我らが橘キネマの守こと、立花高四郎ぢゃあござんせんか(≧∇≦)ノ 「ワニブックス」が、カッパを喰う鰐ということで「カッパブックス」に対抗して命名されたなんてΣ(゚◇゚;) これを読んで初めて知ったよ(σ^〜^) リクルートの江副さんとか創価の戸田ジョーセイさんとか、たしかに言はれてみれば、出版者だわいね(゜〜゜)