書物蔵

古本オモシロガリズム

うげげ(×o×) こんなところに「国声」が

ぐぐって、こんなものを見つけてしまった。

  • 都城市立図書館所蔵「上原文庫」調査報告書 : その現状と今後の修復・保存の方向性について』山崎有恒 編,奈良勝司, 藤野真挙, 朝田健太 共編 立命館大学文学部日本史学専攻山崎研究室 2009

国声という雑誌

雑誌年鑑昭和16年版)』によると、次のようになっている。
「昭二・四 A5 96 新 非売 政治外交時事経済商事学術技芸統計 ◎△千田信行」
要するに昭和2年4月創刊で、A5判96ページ 新聞雑誌で非売品。内容はなんでも。編集者、社主ともに千田というように読める。
ちっとふしぎなことに、おなじ雑誌年鑑でも他年度版だと出ない情報。Mさんの推測では雑誌の統廃合がらみで情報が昭和16年ごろ出文協あたりに集まったのではないかと。その可能性もありだわな(゜〜゜ ) ってかこの事例から、雑誌年鑑は各年度ぜんぶ引く、ということが必要だとわかる。