書物蔵

古本オモシロガリズム

ちょっといい話? 愛書のうてなに咲いた科学(予告)

このまへのヘンテコなメールといひ、もへもへーとしとったら、めづらしく友人Bがやつてきてかういふ。

あんたンとこ悪い話ばかりやないの、もっといい話はないのー?

んー、さうかしら(=゚ω゚=)
しかしなー、わちきのせいぢゃ、ないもんなー
いいこともわるいこともすべて図書館史になるのですら。
クスダッチなぞには外地が救いになったぐらいのことを石井㌧先生が1995年にいふてをったけど、さやうなるフロンティアは戦後の日本にはあるのかのぅ(*゜-゜)
最近、ブログでハ図書館史から出版史に逃避(侵出?)してをるよ(´∀` )
んでも、ちとここで予告。

記事予告 愛書のうてなに咲いた近代科学

愛書のうてなに咲いた近代科学:台湾愛書会の資料保存論と澤田兼吉の『書病攷(しょびょうこう)』

これが「あったかもしれない大東亜図書館学 ; 4」としてそのうち『文献継承』に載るであらう!`・ω・´)o
内容は……

大東亜の固有なる資料保存〈研究〉が、なんとビックリ昭和11年に始まった!?Σ(゜∀゜;)
舞台は台湾。集まった愛書家たちが図書館週間に始めた台湾愛書会は、趣味と研究のはざまに咲いた世界一の図書館学を生み出した!(≧∇≦)ノ
それらを支えた面々、ひとりは台湾文学の偉人? いやいや度外れた本オタク西川満、ん、北支に消えた裏川キチタローを忘れちゃいけませんなぁ(σ^〜^) しかしてそれらを仕組んだのは実は菌類サイエンティスト澤田ケンキチだった?!(`・ω・´) そして隣にいた武田虎之助は戦後、どーかかわったのかっ!?

とかとか。

暗黒のヴェールにつつまれた大東亜図書館学。なかでも唯一の非白人帝国にのみ許された最尖端科学・資料保存は燦然と輝く! その成立と立ち消えをいま初めて明かす!!!

とかとか(σ^〜^)
いやサ、我ながら良く書けたと思ふよ。オモシロくってタメになる。戦後のどの図書館学本にも書いてない尖端にして奇怪なる椿事を惹き起こした台湾愛書会
一読三嘆、ひっくりかへること間違いなし! いや書いてた自分さへビックリしゃっくり( ^ - ^ ; )
戦後、品川力など古本屋・愛書家にのみ伝わった『書病攷』の顛末などの附論もあってお得だよっ(>ω<)っ))
刮目して待て!!!`・ω・´)o