書物蔵

古本オモシロガリズム

某市にて

ホテルにて目覚め。新幹線の切符をいつ取るかなやむ。また地震でも起きた日にゃあ、といいつつ取らず。
朝メシは、うーん、昨日の京都のほうがウマかった。昨晩も、岡山駅前をフラフラ廻るも、あまりよさそうなとこを見つけられず。
部屋へ戻って予習。わちき予習・復習が異常に苦手、ってかキライなので、よっぽどこの主題にいれあげとるんだなぁ、と自分でわかる。ホテルで予習とは。
ホテル出たとこにたむろしてる觔斗雲に乗り、現地へ。いやサ、路面電車でもいいのだけれど(昨日乗って満喫した)、時間を節約したいので。いーなぁU-senくんは。
昨日は下鴨でU-senくんに、ゴロウタン研究の隠し玉の話をしたら、オモシロと。まさしくそれの調査に来たのだけれど、またもや意外なる発見をすることにあいなった。
昨日は閉館前1時間しかおれなんだので、ろくすっぽブラウズでけんかったが、今日は時間があるうえに予習しているので順調にブラウズしまくり。基本はゴロウタン隠し玉探索なんだけど、それ系の資料の中核はここにはないことは判明ずみ(ってか、トーキョーにある)。
で、いろいろ周辺をさぐったんだけど、でてくるでてくるサンペーたん(  ̄▽ ̄)
いや昨日、ある本をみて予感はしたんだけれど、あらためて本日みて、それが確信に変わる。
サンペーたんは、(戦後の)好々爺としてのイメージおよび業績がさきに立つけれど、実は、図書館史的には戦前に、きはめてオモシロいことをしていたのだ。なしてこれが、日本図書館史の表舞台にたたんのか、というぐらい。そして、なんとここにも渡辺太郎の影が(×o×)
サンペーたんの戦前の業績は、あまりにオモシロなので別稿を予定するとして、本筋(の脇スジ)の「配本車」ネタでも、ひとつオモシロな発見が2つあった。これまた乞うご期待。
ずいぶん早く調べものが終ったので、そのまま駅へ直行し、直近の新幹線に乗る。新幹線ではビールをしこたま飲みながら(車内販売でもう1本プレミアム350mmlを)、パプリカを読み進む。あれっ、これってR18なの? とアニメのサマライズぶりに原作を読みつつ感心す。