書物蔵

古本オモシロガリズム

短歌

しばらく前、「(図書の)出納手」についての文献をさがした時に、たしか西村正守の論文に引用されてた茂吉の短歌が、出納手を詠んだものであった。
それ以来、図書館を詠みこんだ短歌にいささかの興味が。
大連の図書館に来て一たび見たり海源閣本楊紹和氏の書(8)連山 斎藤茂吉
ほしいままに緑の反射身に浴びて京都図書館にけふも通はむ(1)紺碧 岡崎義恵