書物蔵

古本オモシロガリズム

新宿展でとんでも掘り出し!

朝,起き出してさっそく神田の古書会館に直行す。
あれっ(・_・;
なんだか古書マニアたちが会館に入れずウロウロしてる…
そうだった,新宿展は,ふつうの古書展と異なり開始が11:00なのだった(^-^;)
ということで新刊書店に逃げ込む。
画像は東京堂のショーウィンドー
6位に南陀楼先生の本が(0 ^〜^)σ
わちきも出てきてるのであった…
東京堂では束見本がヒラ積みに紛れ込んでたので店員に教えてあげる。

改めてトチゲキ〜(っ`・ω・´)っ

古書会館の地下会場をグルグルす。
ほやや(・ω・ )?
新宿展なのに(失礼かすら…)全体が「黒っぽい*1
もしかして今日は当たり日か?(もちろん,白っぽい本も探すものはあるんだけどね)
ギョエっ!(゚Д゚;)
所有圖書目録 / 奥豊彦編 ; 第[ ]冊. -- 長精社出版部, 1918
超オモシロいじゃないの。
なんてことはない蔵書管理用ノートだけど,大正時代!
石井研堂が序文をよせている。オモシロ。メープルさんとこで900円。
おなじとこで,学生論文の書き方 / 国松久弥著. -- 柁谷書院, 1948 200円。
ある時,将来は漫画を書いてみようと思うといったら,友人はまったくぜんぜん本気にしてなかったが(*´∀`)その時(ってどの時?)のために(・∀・)
新漫畫の描き方 / 岡本一平著. -- 中央美術社, 1928
ぶっくす丈で1200円。ちょっと古いかな(^-^;) 相場は2000〜6000円ぐらいみたい。
あっ!
これは
『書祭』斎藤昌三編(書物展望社1939)の地の巻を。600円ぶっくす丈。背イタミ
これには図書館のトイレの落書きのことが載っているというのは南陀楼氏のブログで知ったのだ。
これは大当たり日,大漁大漁(^-^*)
ところが,これらをも上回る掘り出しが!

*1:古本業界用語とのこと。戦前の本が中心で黒っぽくみえること