書物蔵

古本オモシロガリズム

「日本の古本屋」の実数(『古通』5月号から)

わちきが古書モールに行ったら必ずチェックする「とんぼ書林」さんがまとめている。「東京古書組合月報」2006.2からの転載。これは2005.10.4の講演会おこし原稿らしい。
とくに計数の部分が貴重。こういふ情報って,実はあんまりない。
「日本の古本屋」の現況

加盟店 700店(東京1/3・地方2/3)
書誌データ 420万件*
受注 5万件/月
探求書** 100点/日(年間3〜4万点)

 *過去30年間の出版物全体の1〜2割ではととんぼさんは推測(出版年鑑で雑誌・私家版含まず136万点だから、という)。
 **探求書ってのは、顧客が登録するもの。わちきは使ったことないよ… 登録したら入手できるんなら苦労はないよ…
そして「日本の」に限らず通信販売の単価は3000円くらいで、通販なら1〜2万件のデータをネット上に置かないと成り立たないという。