書物蔵

古本オモシロガリズム

いま,いちばんお気に入りの古本屋 朝日書房

ブログ閉鎖してる間も,わちきは相変わらず古書展通ひをつづけていたのだ。今日は記念日だから再開日なのだ,って,わちきは皇道図書館の司書なのか?! (・∀・)
そゆわけで,とっときの話をご用意してみなさんをお待ちしていたのだ。
それは… そう古本屋! それもホントはみんなに教えたくない穴場の古本屋の紹介なのだ。まさしく出血大奉仕なり〜
このお店は,いままで何度か掘り出しさせてもらったのだ。たとえば,鹿島出版のオヤトイ外国人とか,森銑三の文庫本とか。でも,どこかは,あんまりもったいないんで隠してたなり〜(^-^;)
このまえも,ふらりと寄ったらよさげな本が安くならんでた。思わず抱え込んだよ。
戦中・戦後気侭画帳 /武井武雄. -- 筑摩書房, 2005.7. -- (ちくま学芸文庫) 500円
日本人の笑 / 森銑三. -- 講談社, 1990.10. -- (講談社学術文庫) 400円
お雇い外人の見た近代日本 / リチャード・H.ブラントン[他]. -- 講談社, 1986.8. -- (講談社学術文庫) 300円
局地戦闘機雷電」 / 渡辺洋二. -- サンケイ出版, 1984.6. -- (第二次世界大戦ブックス ; 98) 400円
旅客機 / 青木日出雄. -- 保育社, 1981.1. -- (カラーブックス ; 523) 250円
どれも美本。
ちょっとまえの少し堅めの趣味本などが,あくまで抑えられた価格で,とぎれることなく出てくる。これは,むかしむかしわちきがファンだった江口書店(三宿)の再来かと思わせるものがある。
江口書店は,ちょっと古色蒼然としていたけど,このお店は最近,新装開店したのだ。
こぎれいでオシャレだし(いつもジャズが),それになによりも,わちきが買う本がある!!!
うーん,こうみえてもわちき古本道ウン十年になんなんとするのだ。そのわちきが,買ひ度し,と思う気にさせるような本っちゅーのは,あんま転がってないぞよ。
わちきが精算するまえにお金を払っていたオジサンも,「こんな店,神保町にもない」と誉めていたけど,まったくそのとおりなり。
このお店,『ミステリファンのための…』でも一応紹介されていたけど,その時には改装前の店が狭かった時だからね。普通の街の古本屋扱いだった。以前と比べ,三倍以上に広くなり,さらにグレードアップした蔵書内容ということで,まえとは比べものにならないくらイイ店になった。あー,紹介するのもったいない…(^-^;) おそらくこの店を本当の意味で紹介するのはわちきがはじめて。

店名 朝日書店(って最近まで知らなかった…
休み 日曜日のみ
時間 23:00まで営業
場所 富岡1−5−5
最寄 門前仲町駅(地下鉄・東西線)下車,20「秒」!

場所としては,いろんな意味で有名な激安大衆酒場「魚三(うおさん)」のまさにとなり,ということで (・∀・)
んではみなさま,おたがひ寒さに気を付けて古書展(古書店?)巡りをしませうね!
ではでは〜(^-^*)/~~ 古書会館でお会いしましょう、ってか