書物蔵

古本オモシロガリズム

穴場の古本屋

最近「ミステリーファンのための古書店ガイド」(光文社文庫)が出て,ぜんぜん改訂がすすまない「古書店地図帳」の穴をうめてくれたことはよろこばしいかぎり。
でも「ミステリ〜」が出たあとに出現したお店が,これまたすごいのだ。
すごいのは2つの意味があって,わちき好みの本が安めに出るということと,反時代的という2点なのだ。
「ミステリ〜」によれば,古書マニヤは,よい古書店を自分の狩場と捉え,他人に教えたがらないという。うん,たしかにそうゆー気持ちはあると思う(^-^;)
わちきもこのブログみて仮想敵に参戦されても困るのだ
しかし…
いま,古本ブームといわれていながら,実際に古本がどれだけ買われているのか心もとない限り。総量として,古本業界に金が流れ込まねば,古本屋さんはつぶれてしまうなり〜
だから,イイ本屋さんはどんどん紹介してあげませう。
ということで…
今回は,某町の朝日書房さんを紹介しちゃうなり〜(と結局,どこだか書かないのだ(・∀・)
じつは上記「ミステリ〜」にもちょろっとだけ紹介されてんだけど,その直後に新装開店している。まえは,ほんとに狭ーい,雑誌とエロ本がめだつ街の古本屋さんだったわけだが…
しばらく前,前をとおりかかったら工事してた。どうなるのかと思ったら,より古風な古本屋さんに新装開店してたビクーリ。
で品揃えなんだけど… ちょっと古風で,郷土史とか文学とかが充実。文庫本も古くて安い。なんちゅーか,1980年代の下町だけど落ち着いた本屋さん的な品揃え。うーん,反時代的。それにどうやら店売りを主にするつもりらしく,ホムペもないし。
けど,実はとってもいい古本屋なのだ。場所は… 「ミステリ〜」では,古本屋にしとくにはもったいない一等地と書かれていた気が…