書物蔵

古本オモシロガリズム

都電に乗った記憶

いまでも都電はひとつだけ残っている(荒川線)。
都電にはよく乗った,というか,ま,やはり都民の足がわりだったんすねぇ。
チンチン電車といったなぁ。あれは乗客に出発をしらせるベルなのか,チンチン,と車掌が鳴らすのだ。
しばらくまえ,江戸東京たてもの園にいった(あの,千と千尋の銭湯があるとこ)。そしたら都電が置いてあって,なつかしくなりおもわず乗り込んだよ。
わちきは親につれられて乗りました。道のまんなかに安全地帯(乗り降りする場所)があるの。そこまで歩道からテケテケ歩く。
錦糸町行きにはよく乗った。あそこには当時,非常にめずらしい輸入プラモデルの専門店(ステーションホビイ)があったのだ(テルミナの中)。エアフィックス(英国のプラモメーカー)の1/72飛行機が,ビニール袋に入れられて売ってたという時代(細かい部品が輸送中に壊れるので,その後,ビニールのトレイになった)。
都電に乗って,古いモデラーにとっては伝説的なステーションホビイに行ったのが自慢なのだ(新橋店にも行ったことあり)。