書物蔵

古本オモシロガリズム

 不毛な政治ネタ

ひとつだけ政治ネタを。
ある人が,南京事件の写真は証拠にならないという本(草思社)の批判をしてたけど,その細かな論のなかみはともかくとして,ひとつ重要なことがわからんかった。それがわからんと話が一歩も進まないというもの。
いったい何人殺されると「虐殺」は「大虐殺」になるのか。
これの了解がないと,南京マッサカーは「あった」のか「なかった」のか,まったく論争として成立しないよ。
UFOはいるかいないかってのも,その肝心のユーフォーを,「未確認飛行物体」と捉えるか,「宇宙人の乗り物」ととらえるかで話が全然ちがくなるようなもん。
まずは「大虐殺」は何人からか左派と右派で合意をしてから論争してほしいよ。