書物蔵

古本オモシロガリズム

売ったと思っていた本が…

出てきました。整理してたら(笑)。
ギボン『ローマ帝国衰亡史』全10巻(岩波文庫 岩波文庫60周年記念復刊 函帯元パラ
いまこれは古書価が下落してますねぇ。5〜3千円かな。
でも,あちきが欲しいと思った時には天井だったんだす。高校の時,モンタネッリ『ローマの歴史』(中公文庫)を読んで,オモシロイ!と世界史の先生にいったら,「まぁ,おもしろいけど,ギボンの方を読んでればそれほどたいしたことない」と言われますた。
その後,古本屋という業種があるのを知り,探し回ったんすが,ぜんぜん無くてねぇ。ようやっと,都丸書店(高円寺)で見つけましたが,1万7千円でした。
で,その直後に復刊。むきになって復刊もかっちまったんだす。で,手元には復刊をのこしたんですが,いつのまにかどっかへ。
えーっと,文語調だけど,実はちくま学芸文庫のより読みやすいのだ。ちくまのは,(わざとなんだろうけど)英文が透けて見える訳文で,正直,つらい。
ほかにも,なくしたと思ってもう一度かったのも結構でてきた。
売ったと思ったどころか,買った憶えのないものも出てきた。例えば…
皇室と宮内庁 / 畠山和久. -- 教育社, 1979.2. -- (入門新書 ; no.214)  これは宮内庁についてのめずらしい本。このまえブログに欲しいと書いたもの
翻訳事始 / 吉武好孝. -- 早川書房, 1995.9. -- (ハヤカワ・ライブラリ)  このまえ東京堂で探し当てたもの
両方とも持ってた…( ̄ロ ̄|||)