書物蔵

古本オモシロガリズム

2016-08-05から1日間の記事一覧

円本がはやるまで、部数は三千部ぐらい

外骨がこんなことを言ってゐる。 宮武外骨 著. 一圓本流行の害毒と其裏面談. 有限社, 1928.11. 56p ; 次に新円本の出版が続出する理由は、従来の単行本は対外三千部位しか売れず、景気がよくて増刷しても五六千部止まりにすぎず、一万以上売れたものは、百中…

立読みの近代史

立読みの近代史 ■明治8年:日本で初めての立ち読み じつは坐売り? 字引■立ち読みの要件1■立ち読みの要件2 読む側が買えないこと 金の不自由な層 子ども 学生■立ち読みの要件3 店側が容認しうる条件で商品を陳列していること cf古書店