書物蔵

古本オモシロガリズム

2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

 なぜ高い?:古本の2つの相場

このまえ,古い図書館実務書を掘り出して(早川で5千〜1万を300円で)ちょっと考えた。なんでこんなことが起きるのかなー,って。 愛読してるブログに,古書現世の二代目さんの日記があって,そこに「交換会(市)の相場が本当の相場」と書いてあった。…

なぜ図書館本をあつめるのか

最初のきっかけは,図書館学一般に対する興味ですかね さいしょの学問で方法論をまったく教わらずに苦労したんで,方法論の一般学があるんだ!と素直にオドロイタんすね でも,他の学問をやったひとからみると,やっぱりいろいろヘンなんす そのヘンさには,…

最後によった店

最後に,「あんま,買えなかったな〜」とフラフラ道をあるいていたら,なにやら本の山が目にはいって… 古本地図にないのに… どうぞお上がりください,ってな表示があったから上がりました. すごかった ここで一万円ほど買いました.植松安とか天野敬太郎と…

街の雰囲気

京都は,いいですね.空が広いし.年寄りから若者まで共棲してるカンジ. 本の傾向も,ちょっと古めのまじめさを面白く感じる人にはいいです.

であった本

それでも掘り出しありました. 勘の研究 / 黒田亮. -- 講談社, 1980.9. -- (講談社学術文庫) 350円 このまえ,おなじ著者の『朝鮮旧書考』を買って以来,きになってた.東京の古本屋にはぜんぜんないですね.もしこの本がホントにカンについてのまともな研究…

14年ぶり

京大周辺,寺町通りとまる一日かけてまわってきました.14年ぶり. 全体的な感想としては… やっぱり東京とかなり雰囲気というか品揃えがちがいます.なんていうか,神田と早稲田の中間あたりのまじめさ.そーゆー意味では,学生時代の自分ならとっても喜んだ…