書物蔵

古本オモシロガリズム

「有名になるとバカに発見される」法則

猿岩石の片方が「有名になるとバカに発見される」と言ってたというけれど、その側面もあるな。基本的に本人の理解不足(誤解)に基づいて批判してくる。まぁこれは学歴の有無に関係がない*1が、ある特集に寄稿したら、漢語やカタカナ語満載の他の文章にはレスがつかず、わちきのだけ頓珍漢なレスがついたことがあった。
これは一つには「有名になるとバカに発見される」法則があるからだが、それ以前に、わかりやすさの問題があると思ふ。
わちき、大学時代に図書館で働いた時の同僚に、

キミは、○○的なんとか性が、とか漢語使いすぎっ!

と言われたことがあって―その人は、その大学ではめづらしく教員―といっても塾のだけどね―志望の人ぢゃった―ナルホドォとて、その後、

漢語の連語4文字以上はなるべく使わない(使う際には適宜、和語と漢語のフレーズにひらく

やうにしとるんだけれど、その―一見―わかりやすさが、早のみこみのそそっかし屋や、単に理解力の低い―あるいは初手から因縁をつけたくて理解したくない人―に見つかる傾向があるんだなぁと思ったよ。

*1:かしこさは学歴とは必ずしも関連しない)が。博士号保持者に理解不足に基づいた批判やあてこすりをさかんにされて絶交したことがあったよ。