書物蔵

古本オモシロガリズム

にっくきは…

書物蔵 ‏@shomotsubugyo 2015年10月18日

書物蔵さんがハマザキカクをリツイートしました

各章ごと、先頭に著者名が配されてたら、章が一著作に認定されちまって、冊子の1/4しかコピーでけんよ(´・ω・)ノ しかしこの、章の先頭や目次に著者名があると独立著作認定するといふのは、地裁かなんかの判決があるといふが賛成でけんなぁ。

書物蔵さんが追加
ハマザキカク @hamazakikaku
暗黒通信団から『一回でコピーできる本』を頂きました!国会図書館暗黒通信団のわずか16ページほどの小冊子を全ページコピーしようとしたら「著作権上半分しか出来ない」と言われたものに対して全く同じ内容の話2つを1…
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書物蔵 ‏@shomotsubugyo 2015年10月18日

和歌とか短歌とか、極端に短い「一著作物」が伝統になってる日本国で、著作物の一部しか自由に複写でけんといふ1970年の著作権法自体に、重大な欠陥を抱えてるんだよなぁ。だからむかしは国会図書館でも運用上、冊子の一部で複写してたんだが、コンプライアンスの一環で著作物単位に新しくなった。
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書物蔵 ‏@shomotsubugyo 2015年10月18日

わちきが残念なのは、さういった、杓子定規に適用すると情報の流通を阻害しちゃふ1970年著作権法を、ここが問題だから改正しようとかいふ意見が、ここ20年間図書館界からぜんぜん出んかったこと。司書としての本分があるはずなのに小役人の集団でしかないのかと思ふた。
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書物蔵 ‏@shomotsubugyo 2015年10月18日

学理的なことを言ふと、日本図書館情報学が、じつは米国の焼きなおしで(それでも意味あるが)、日本法と図書館活動の相克を問題化・課題化できてこなかったことにある。ひとむかしまへの教科書は1950年図書館法の逐条解説でしかなく、諸法の及ぼす問題点に言及するものは稗貫(1986)ぐらい。
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書物蔵
‏@shomotsubugyo

やや保守的な観点から鑓水三千男(2009)などが出てきたが、保守的なのも無理もないので(だって鑓水氏は司書ぢゃなかったんだもん)、これを山本順一なみに図書館の自由的な観点から議論しやうとするのが吉。でもそんな人いない。だから図書館に於いて著作権法は情報流通を阻害するしか当面ない。

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kohaku
素粒子
寝る寝る寝る寝
我乱堂
sa ga
積読荘の住人
2wtch

10:59 - 2015年10月18日
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書物蔵 ‏@shomotsubugyo 2015年10月18日

でもよく考へたら、わちきの―研究的側面の―読書は図書館を頼らず古本市場を使ふとるので、著作権法の機械適用がどんなに図書館の情報(調査研究)提供的側面を阻害しやうとも、自分は大丈夫なのぢゃ(^-^;)しかし社会的にそんなんでいーのか、ともチラとは思ふんよ(´・ω・)ノ さて古本市へ
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2016.5.7追記