書物蔵

古本オモシロガリズム

「帯封」の本なんて、この世にあったのねΣ(゚◇゚;)

昨日、M氏を高円寺で拾ひ、そのまま池袋元イルムス館へ寄った後、古書現世へ。
そこでなんとびっくり、オモシロな出版史研究本を拾ったのぢゃ∩(・ω・)∩ばんじゃーい

古書現世で拾った本がこれがまたレア(〃^∇^)o_彡☆

聞いておどろけ! オビフウぢゃ!m9(・∀・)

  • 帯封 / 田辺猛構成・解説. -- 方寸会, 1989.4. -- 46,図版112p ; 22㎝. -- 注記:限定500部

……。
ん?(・ω・。)
にゃにがにゃんだか、わからんてかc(≧∇≦*)ゝアチャー
だいたい、

帯封

なんて、もう知っている人は少ないぢゃん、ってか(^-^;)
郵便物を送る時、袋ぢゃなくて帯をまいて、そこに宛先を書き、切手を貼ってだすものぢゃ。
その帯の写真集ぢゃ!
ん?(・ω・。)
ますますワケワカランってか(・∀・`;)
そんなん、郵便史ぢゃんか、ってか(^-^;)
さうなり。
少なくとも、これを編纂した田辺, 猛(タナベ, モウ, 1926-)氏は郵趣の観点から出版したのは事実ぢゃ。
けれども…
帯封って、何を郵送するバヤイに使うか知ってる?(σ・∀・)
さう! 出版物ぢゃ(σ・∀・)σ
それも、新聞紙や業界紙、専門紙を送るのに使うのぢゃ(≧∇≦)ノ
つまり、この「帯封」なる図集は、まんま、

新聞、通信など逐次刊行物の流通のひとつ、第三種郵便を、制度史としてではなく、現物そのものをありのまま見えるようにした資料集

といふ、とんでもめづらかびっくらちょ、の出版物流通史の資料集として使えるのぢゃヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャ

いま調べると、あの国会図書館にもないし各種大学図書館にもないレアもの:(;゙゚'ω゚'):
かろうじて長崎県立長崎図書館が持ってをるが…
こんなオモシロなレアものが、高々二千五百円で買へるとはΣ(゚◇゚;)
いやサ、金沢文圃閣だったら、5000円程度までヒネルこと必定(σ^〜^)
さうして結局、わちきが買うことにならん(^-^;)
さういへば、古書現世の看板に、

オモシロい本が安く買へる店

とあったやうな(;´▽`A``