書物蔵

古本オモシロガリズム

特集 饅頭本・売られなかった本」

彷書月刊』(57)(1990.6)の「特集 饅頭本・売られなかった本」を大均一祭で拾う。みるととんぼさんが200円をつけていたもので、200円で買っては別段、値引きになっていない気が激しくするが、それは考えないということで。
思ったより面白い。ってか、やはりこの時代、書き手がそろっていたということなのだろう。

これおを読むと1980年前後は「この分野に注目する業者はいなかった。有名人のそれはともかく、無名のものは、正直ひと山百文で変えた。」(p.14)
西原和海「編纂者に魅かれて(『蒿里餘音』)(特集 饅頭本・売られなかった本)」『彷書月刊』(57)p.14(1990.6)※蒿里余音 : 石本憲治君追悼録 / 石本憲治君追悼録刊行会 編 石本憲治君追悼録刊行会 1937 実質的編者は田口稔