書物蔵

古本オモシロガリズム

古い雑誌の集め方

ご不要にーなりましたぁー古新聞、古雑誌、ボロきれなど、ございましたら。
多少ーにぃーかかわらず、お申し付けぇー、ください。

という、チリ紙交換がまわってこなくなって、もう何年以上たつのだろうか……(*゜-゜)
古新聞・古雑誌てふものハ、一度極端に価値が下がって(といふか無くなって)、十年二十年、四、五十年もすれば、逆に上がってきて、さらに七、八十年となれば、文化財となる不思議な物品である。
まあ、複製品はみなそうかもしらんが。
ということで、いったん覆滅してしまった雑誌をば、複製品ということを利してまた復活さすといふ雑誌復刻の業があるのぢゃが…
そこで重要なのは欠号。
さっき気づいたけど、不二出版って、欠号情報をまとめてホムペに載せとんのね(σ・∀・)σ
http://www.fujishuppan.co.jp/wanted/
感心す。
たとへば。

出版警察報(原本判型 菊判)
第 116 号(昭和13 年12月) 、第 127 号(昭和15年4月)、第150号以降分

とあるが、なるへそ、いまだに2号分が行方不明なのね、って、150号以降がもし見つかったら大変な発見ぢゃ。
といふのも、この月報は

1号 (昭3.10)-148/149号 (昭19.3)

ということになってをるが、末尾の148・149合併号に、別に終刊の辞があるわけでもなく、当時の関係者の証言が残ってをるわけでもないので、じつはこの号が最後かどうか不明なのである。