書物蔵

古本オモシロガリズム

ハーロックの後はコナンで:昭和53年4月、火曜の夜は

昨日

未来少年コナン」見てた時、ほんとうに楽しかった。毎週待ちわびてたよ

という話をした時、「ハテ、あれは何年のことぢゃったかしらん(  ̄▽ ̄)」とて
アニメの事典をみたら、1978(昭和53年)年4月4日からの放送だとわかった。そこで次の文献をみると、4.11のテレビ欄が見つかる。

  • テレビ欄研究会 編・著. ザ・テレビ欄 :. TOブックス, 2009.3. 259p ; ISBN 978-4-904376-07-2 :

NHKの7:30pmから、

30 未来少年コナン「旅だち」

がやっている。ちょっと面白かったのは、裏番組(こんな言い方もうない?)が、「女王陛下のプティ・アンジェ」だったり(してみると、プティアンジェは本放送では見ていない)、その(テレビ欄)直上が、「キャプテンハーロック」だったりもすること。
「キャプテンハーロック」って地球防衛軍の官僚たちが異常に無気力だったのに当時、ニヒリズムを感じたものだった。もちろんこれは主人公ハーロックの主体性を際立たせるためのものなんだけど。
ただ今にして思うのは、おとなしい良い子ちゃんばかりでも官僚制が死ぬこともあるなぁと。暴君局長のまへにならんだ良い子課長連でまったく官僚制が逆機能を発揮している事例を聞いて、はなじらんだのはおとといのこと。むかしの官僚はもうちっとマシだったような気がするが。