書物蔵

古本オモシロガリズム

「アメリカ人であるため言葉の不自由」な「図書館学科の主任教授」はダーレ?(σ^〜^)


新入生が床屋で、福沢は小沢栄に似ていると言ったら、隣にいた慶応大学教授が聞き咎め、退学になったという投書があったそうな

  • 慶大生舌禍の誤解 東京 田中実慶大教授 朝日新聞 1955年6月2日 東京/朝刊 3頁

それは誤解で、制度上もありえないとの投書。
どうでもいいようなささいな事件なのかもしれんが、実は図書館史的にオモシロなのは、次のような記述が次にあるところ。

(学生は「自ら退学届を出してしまった」と経過を説明したあとで)もっとも、彼の所属した図書館学科の主任教授がアメリカ人であるため言葉の不自由から、あるいはお互いの理解が十分でなかった点があるのかもしれません。

ん?(・ω・。)
この、「アメリカ人であるため言葉の不自由」な「図書館学科の主任教授」ってば、ギトラー先生ぢゃないの(゚∀゚ )アヒャ
いやぁ、こんなところでギトラー先生に逢うとはとはo(^-^)o
もちろん、なんでこんな記事にアクセスできたかといへば、直上にある、「子どもと貸本屋 / 新潟 樋口 隆太郎 教員」を見たからなんだが。もちろん、「貸本業者の間においても、〜より良き読書指導に協力されることを期待する」という意見なんだけど。
これ、だれか翻訳してくんないかなぁ。。。

  • Robert Gitler and the Japan Library School : an autobiographical narrative / Robert L. Gitler ; edited by Michael Buckland.. Scarecrow Press, 1999. xi, 173 p., [16] p. of plates : ill., ports. ; 23 cm. ISBN 0810836327 (cloth : alk. paper)