書物蔵

古本オモシロガリズム

読書新聞太洋社はゾッキ本屋なり

現在の『新文化』につながる戦前の出版業界雑誌『出版通信』の端本の製本を1冊もっておって、はんどくすることがあるのぢゃが、こんなのがあった。

読書新聞太洋社といふゾツキ本屋が芝から神田へ移転して来て以来、よく日本読書しんぶんしゃとゴツチヤの間違が起り普通郵便物は言ふ迄もなく
小包や、振替までが入れ違へられ双方で迷惑か〔ママ〕つてゐる

339号p.8の「無題録」といふ雑報欄。
わちきもなにか関係あるのかと、ごっちゃにしてをった。さういえへば、読書新聞太洋社の宣伝雑誌が棚のどっかにあるはず。。。