書物蔵

古本オモシロガリズム

近代書誌トキワ荘

きのふのご主人との約束をせねばなぁとて、なにもせず、けふは昼間までほげほげと暮らす。
すると友人より高円寺へ進出せぬのかといふ電報来る。
なれば、とて15時ごろ高円寺へ。
案の定、森さんもいたので、そのまま新規開店せる古書店へ。
大学生のころ中央線沿線の古本屋には結構来ていて、阿佐ヶ谷にもいくつかあったのだが、さすがに移り変わりがある。そんななかでまた古本屋ができていた。
友人が「こーゆー時はご祝儀で」というものだから、わちきもつられて『編集者101』と、『総員玉砕せよ』を拾う。森さんがいうには前者はのち小説家などで有名になった編集者について、編集者時代の記述がなくなってしまっているのがよろしからずとのこと。『総員玉砕せよ』は、状況や文脈をわかりたくない下士官が本人だけでなく部下も殺してしまうという現在ただいまでもよくあるケースの記述として研究せんとして購入。
おにゃのこのお客たくさんの、よいお店であった(*´▽`)
このあと、晩飯のお店をめぐり、二転三転するのだが、結局、最初の蕎麦屋になった。
待っていたら用を済ませた閣主がやってきて、超めづらかなる資料を見せてもらう。満足ぢゃ。
この日はなした年鑑の歴史については次の日に。
レファ本のさかさ読みについてはまた。