書物蔵

古本オモシロガリズム

あやしげな展覧会のパンフ、みつかったよん

展覧会図録をさがして、「美術図書館横断検索ALC」(http://alc.opac.jp/)とか、「(東文研)展覧会カタログ検索」(http://archives.tobunken.go.jp/INTERNET/cbkensaku.aspx)、立命館大学アート・リサーチセンター(http://www.arc.ritsumei.ac.jp/)なんかを見てみたが、みあたらず。
かわりにこんな論文がみつかった。
谷口英理「「アジア復興 レオナルド・ダ・ヴィンチ展覧会」と戦時下の「レオナルド時代」 (特集 「近代」と「美術」の外側)」『近代画説』(通号 12) [2003] p.64-79
Readでみるとこの人は学者さんのよう。やれやれ、これを見ないといけないのだろうなぁ、と思っていたところ、「ヴィンチ」の表記のゆれで引っかからなかったのかなと、日本の古本屋を「アジア復興」で再建策したところ、ぞろぞろ展覧会はがきがでてきたが、そのなかに… ん?
アジア復興 レオナルド・ダヴィンチ展覧会解説 カバ 日本世界文化復興会、昭17
なんだろう(・o・;)
と、NDLにもwebcatにも見あたらないが… そうだ、ゆにかネットを見てみよう。
あったよ(^-^*)
アジア復興レオナルド・ダ・ヴィンチ展覧会解説 / レオナルド・ダ・ヴィンチ展覧会事務所/編 . -- レオナルド・ダ・ヴィンチ展覧会事務所 , 1942. -- 60p ; 21cm 埼玉県立熊谷図書館
なるへそ、60ページのパンフだということね。やはり探せば見つかるということなのだなぁ。
ちなみに絵はかぎのほうは第一輯から第四輯まででたみたいで、第一輯だけある古本屋さんが画像を上げてくれていた。
http://www.e-furuhon.com/~makoto/cgi-bin/picture.cgi?bangou=148822
ただこれをみると、あやしい「日本世界史大壁画」はハガキではなさそうだねぇ(・∀・`;)